もしかして自分は内向的なのでは?そんな風に感じたことはありませんか?
などの疑問が湧くこともあるかと思います。
この記事では、内向的な人に向いている仕事はあるのか、その特徴や、自身にあった仕事の選び方などについて解説していきます。
記事後半では、内向的であると自認している私が経験したことのある仕事も含めて、内向的な人におすすめできる、またはできそうな仕事を独断と偏見で紹介しています。
気になった方はぜひ参考にしてみてください。
目次(クリックすると見出しへ飛べます)
そもそも内向的な人ってどんな人?
内向的な人というのはどんな人なのでしょうか?あまりピンとこない方もいらっしゃると思います。
具体的な例で言うと、人と関わるより一人でいる方が落ち着く、感受性が豊か、静かな環境が好き、集中力がある、などの特徴があります。
人間関係で疲れやすかったりしませんか?もしかしたら内向的なタイプかも
内向的な人はコミュニケーションが苦手だったりすることが多いので、外向的な人と比べると人と関わる事によりストレスを感じやすいかもしれません。
あまり人と関わることが得意ではなく、人と会うと疲弊してしまうことが多いようです。
嫌いな相手ではなくても人と一緒にいると気疲れしてしまうという人は、内向的な可能性が高いと言えます。
内向的な人の特徴!長所と短所を合わせて紹介
内向的な人の特徴を長所と短所についてみていきましょう。
集中力がある⇔マルチタスク的な働き方が苦手
内向的な人の長所としては、集中力の高さがあります。
集中するのが得意な反面、集中できない状況は苦手です。
例えば、事務処理を行いながら、電話対応もしなければならないような状況では事務処理に集中することが出来なくなってしまいますので、内向型の人の長所は発揮しにくくなってしまいます。
共感力が高く協調性がある⇔周囲に気を遣い過ぎてしまうので疲れてしまう
内向的な人は総じて共感力が高く、相手の気持ちを考えて行動することができます。空気を読んで行動することが多いので自分の意見を通すより他の人の意見や多数の意見にあわせてしまう傾向があります
内向的な性格の人の特性上、自分の意見はなかなか言い出しづらく、周囲に気を使い自己犠牲の言動が多くなってしまうことから、精神的に疲弊してしまうことが多いでしょう。
1人で黙々と行う作業が得意⇔マイペースなので急かされたりするとパフォーマンスが落ちる
内向的な人はマイペースなことが多いので、自分のペースで黙々と行える作業が得意です。
普通の人なら飽きてしまうような淡々とした作業でも、持ち前の集中力もありコツコツと進めることが出来ます。
その反面、裁量があまりなく、自分のペースで進めることができなかったり、周囲から急かされるような場面ではパフォーマンスは落ちてしまうでしょう。
仕事が丁寧⇔仕事が遅い
内向的な人はこだわりが強い場合が多く、仕事には自分のルールがあったりしてとても丁寧な仕上がりの仕事をしてくれるでしょう。
しかし、それは裏を返すと仕事が遅いと捉えられてしまうということです。
思慮深い⇔優柔不断・すぐに決めることが出来ない
内向的な人は物事を深く考える傾向があり、ひとつのことに対して頭の中でいくつものパターンを想定しています。
選択肢を自分の中に多く持っており、とても慎重な性格であることが多いため、物事をすぐに決めるのが難しい場合があります。
内向的な性格の人におすすめの仕事7選
内向的な人の特徴は良い面もあれば悪い面もあります。
要は、いかに特性を活かせる環境で働けているかによって能力を存分に発揮できるか、全く良さを発揮できず無能の烙印を押されてしまうかが分かれてしまいます。
ここでは、内向的な人の性格や特徴を踏まえた上でその特性をうまく活かせるおすすめの仕事について紹介していきます。
事務職
事務職は、一度仕事の流れを覚えたら自分の裁量で進める事ができますので、人に関わることにより自分のペースを乱されたくない人には向いている可能性があります。
私自身も経験のある職種ですが、今振り返ってみるともしかしたら一番向いていた職種かもしれません。
ただし、電話対応もしつつ作業を進めるといったややマルチタスクを求められたり、割と臨機応変に立ち回らなければならない場面もあるため、そう言った部分はあらかじめ想定しておいた方が良いでしょう。
内向的ではあるけれども、多少であれば器用さを求められても許容できそうという人であれば、事務職は向いているかもしれません。
webライター
クラウドソーシングサイトなどを利用して仕事を受注し、納品まで行うので、ほとんど人に関わる事なく業務を進められます。
クライアントとのやり取りもチャットで行うのが主流なので、内向的ゆえに電話が苦手、といった方も許容できる内容ではないでしょうか?
記事を執筆する作業自体も集中して1人で行えると言う点からもかなりおすすめの仕事と言えます。
イラストレーター
イラストを描く事ができると言う事であれば、選択肢の一つとしてイラストレーターという仕事があります。
インターネットが普及してきた昨今では、SNS経由やココナラなどのサイトを利用することで、イラストレーターとして絵を描いて対価を得ることもチャレンジしやすくなったと思います。
ただし、どういったイラストを求めているかといったクライアントとのやり取りは少なからず発生するので、そこだけは理解しておきましょう。
図書館司書
内向的な人は、本好きな人も多いのではないでしょうか?。
図書館司書の主な業務は、図書の貸し出し返却対応や資料整理などです。
もちろんそれだけではありませんが、図書館に来館する客層も落ち着いた人が多い傾向があります。
大概の求人では司書の資格が必要ですが、探せばそうでない場合もありますので、落ち着いた環境で働きたい場合には選択肢のひとつに入れても良いかもしれません。
私自身も司書の資格は所持しておりませんが、運よく図書館での業務に従事した経験があります。
分け合って長くはできませんでしたが、可能であればできるだけ長く勤めたいと思えるくらい、とても向いていると感じる業務内容でした。
郵便配達
郵便配達の仕事は、住所をもとに郵便物を届ける仕事です。
バイクを運転して一人で行う業務なので、対人関係のストレスはとても少ない仕事です。
たまに地域の住民の方にお会いすることもありますが、基本的に「ありがとう」と声をかけて頂くことが多いです。
私自身も郵便配達のアルバイトをした経験がありますが、ストレスなく働くことが出来ました。
ただし、天候が良くない日でも配達はあり、郵便物が雨に濡れないように気を付けて配達しなければならないので、そこは大変かもしれません。
内向的な人に適職となりやすい仕事の傾向や特徴
上記以外の職業でも、場合によっては内向的な人にとって適職となる職業があると思います。
この職業はどうだろう?と思った場合はこれから紹介する条件にあっているかどうかを照らし合わせて判断する際の参考にしてみてください。
一つのことに集中して取り組める
内向的な人の特徴として、集中力の高さがあると言うことを特徴の項目でもお伝えしました。
その集中力を活かすために、1つのことに集中して取り組める環境であるかどうかを確認しましょう。
内向的な人は作業が中断されるような状況だと能力を発揮しにくくなってしまいます。
丁寧さが求められる
スピードではなく丁寧さや質を求められる環境のほうが合っています。
内向的な人はマイペースです。急かされる事がとても苦手で、早くしろといった類の指示は著しく能力が落ちます。
じっくりと取り組める丁寧さが求められる仕事でその能力を存分に発揮できるということを頭の片隅においておきましょう。
そうすれば、自分にあった仕事に出会える可能性は上がります。
ある程度の裁量をもって一人で進めることが出来る
人に気を遣うことで疲れやすいことから、ある程度は自身の裁量で進める事ができる、もしくは、あまり人と関わる事なく工程を完了できるような仕事が向いていると言えます。
裁量があまりない仕事や、チームで進めなければならない仕事は、内向的な人にとってはストレスを感じやすく、能率が落ちてしまうでしょう。
内向的な人に向いてない仕事の傾向や特徴
接客業全般
不特定多数の人とたくさん話さなければならない仕事は向いていません。
また、接客業ではなくても、チームで進めていかなければいけないプロジェクトのような、対人折衝が多く発生するポジションの仕事は避けたほうが無難です。
【まとめ】もしもあなたが内向的なら、外交的になろうと努力する必要はありません
内向的な人には外交的な人にはない特徴や長所があり、外向的な人には内交的な人にはない特徴や長所があります。
無理なく柔軟に外交的な社会に適応できるようであれば、それに越したことはないのですが、無理そうなら潔く外交的になるのは諦めてしまうのも一つの手です。
自身の性格や特徴を変えようとする必要はありません。
会社では、どちらかと言うと外交的な特徴を持つ人のほうが良いとされていますが、それは外交的な人のほうが多いからです。
これからは、内向的な人が持つ特徴や長所も大事だと評価され、必要とされるようになり、評価される時代にシフトしていくと思います。
内向的な自分の長所を伸ばして、その良さを生かして活躍して行ける場所を模索しましょう。