職業訓練校でプログラミングを学ぶのは時間の無駄?実体験をお話しします!

この記事に興味がある方の多くは職業訓練校でプログラミングを学ぶことについて、心配事や不安があるのではないでしょうか?

職業訓練校に通ってプログラミングを勉強することが時間の無駄にならないか? 授業についていけるか?未経験でもチャレンジ可能なのか?いろんな疑問があると思います。

今回は私自身が職業訓練校にてプログラミングを学ぶ機会がありましたので、そのことについて感じたことや体験談などをブログの記事として残しておこうと思います。

これからプログラミングを学ぼうとしている方や、職業訓練を受けようか悩んでいる人の疑問を解消できる一助となれれば幸いです。

【結論】職業訓練でプログラミングを学ぶことは時間の無駄にはならない

まずは結論からお伝えしていくと、多くのプログラミング初学者にとっては職業訓練校でプログラミングを学ぶことは時間の無駄にはならない、と私は考えています。

以下はそう考えた理由についてお話をしていきます。

これからプログラミングにチャレンジしたい人にはちょうど良い内容

職業訓練校でプログラミングを習う時にまず優しいなと思った点が、タイピングの練習から入ったことです。

これは普段パソコンに慣れていない人に対してハードルがぐっと下がるのではないかと感じました。

もちろん選考会の条件の一つに基本的なパソコン操作のできる人という項目があったので全くパソコンを触ったことのない人がチャレンジするとなるとさすがに選考会で落選してしまう可能性が高いかなとは思います。

ですが、普段ご自宅でパソコンを使用しているという方や事務職でパソコンを使ったことがある、などの経験があれば後は訓練中のタイピング練習をまじめにこなせば自然と速度も上がっていきます。

タイピングは自己流だし速さにも自信がないな方でチャレンジしたいけどどうしようと悩んでいる方がいるようであれば、そこはそんなに不安に感じる必要はないと思います。

一緒に学ぶ仲間がいる環境は挫折しにくい

プログラミングと言えばなんとなく独学では挫折してしまいそうなイメージもあるのではないでしょうか?

私自身、以前から興味があったので一度独学でプログラミングに挑戦したことがあります。

その時はProgateとドットインストールを使用して学びました。

しかし、続けることが出来ずに途中で辞めてしまいました。

職業訓練の場合は、分からないことがあったときにすぐに先生に聞くことが出来るという点は躓きにくいポイントの一つだと思います。

そして何より、自分以外の人も一緒に勉強しているので挫折しそうな瞬間も頑張ろうと思うことができます。

転職するための面接対策や履歴書、職務経歴書の書き方についても学べる

私が通っていた職業訓練のコースでは面接対策、履歴書食味経歴書の書き方なども授業内容でカバーしてくれていたので就職活動を行う上でもかなり役に立ったと感じています。

おそらくですが、就職を目的として職業訓練が行われているという背景から考えるとどの地域の職業訓練を受講したとしてもこの辺りの内容は授業に入っているのではないかと予想しています。

つまり、転職活動をしているほとんどの方にとって有用と言えると思います。

職業訓練校のプログラミングが無駄と言われている・思われている理由

職業訓練校でプログラミングを学びたいと思って検索していると、無駄というワードを見かけることがありますが、なぜそう言われているか?についてを考察してみました。

職業訓練校の講師によって教える内容が違うので当たり外れがある。

静岡の職業訓練校に通いましたが授業の内容は受講する職業訓練によって違うと思います。

そう言った意味では、場合によっては当たり外れが出てしまうのかも知れないなと思いました。

私が通って職業訓練では、HTML、CSS、JavaScript、jQuery、PHPなど割と幅広く教えてもらえました。

でも、コースによってはHTMLとCSSのみなんてこともあるかも知れません。

受講する前に、そのコースでは何を習得できるのかという部分は自分自身でしっかりと確認しておく必要があると思います。

独学するメリットデメリット

ここでは一般的に言われている独学のメリットとデメリットについてお話しします。

デメリット:挫折する可能性が高い

プログラミング学習といえば挫折、そんなイメージが世間一般的にはある気がします。

私自身、独学でチャレンジしたこともありますが、その時は継続できずに途中で辞めてしまいました。

メリット:自分のペースで進められる

独学と職業訓練でのペースを比較した時に、やる気のある人だと独学の方が早く学べる可能性があります。

職業君r年ではクラス全員のペースに合わせることになるので、必然的にある程度速度がゆっくりになる傾向があると思います。

職業訓練のデメリット

数か月間学校へ通わなければならない

平日は5日間、一日6時間か7時間(日によって違ったのですが後半はほぼ一日7時間でした)で数ヵ月間というまとまった期間学校に通わなければならないので、その時間を捻出できる人でないと受講することは難しいです。

コースによっては学びたいことが学べないかもしれない

受講するコースによっては、メインはWordやExcelのことを学び、HTMLやCSSを少しだけといったものも存在しています。

自分が学びたいレベルの授業内容なのかという部分は必ず確認しておかなければ受講してからこんなはずではなかったと後悔してしまう可能性もあります。

職業訓練のメリット

体系的に教えてもらえる

自分一人で独学しようと思うと、どこから始めたらいいか悩んでしまうと思います。

その点、職業訓練で学ぶ場合は学習内容や学習する順番などはすべて行使の方が考えて決めてくれています。

私が受講したコースでは実際に現役でweb制作をしている先生が必要だと感じた内容で構成してくださっていたので、実務にも役立つ内容を理解しやすい順番で学ぶことが出来たと感じました。

よくある質問

ここでは受講する際にありそうな疑問についてまとめておきます。

30代40代の人でもチャレンジできるか?

出来ます。

実際に通った時の私の年齢は30代後半でした。そして実際に通ってみて、受講生には30代や40代の人もいらっしゃいました。

もちろん若い方もいますが、30代40代の人が少ないかというと、そんなこともない印象でした。

私自身も30代後半という年齢は選考会で不利になるのではないかと思いハローワークの方に質問をしましたが、30代ならまだ若いくらいの回答でした。

職業訓練で学べるプログラミングのレベルは ?

私が受講した職業訓練ではHTML、CSSをメインにJavaScript、jQuery、PHPも多少触りました。

募集要項に授業の内容が記載されているはずなのでまずはそこを確認することは大事だと思います。

また、募集要項だけでは判断が付かない場合は訓練先へ問い合わせてみるのも一つの手だと思います。

事務局の方の対応もわかりますし、自分が学びたい内容と乖離があるとお互いにとって時間の無駄となってしまいます。

【まとめ】多くのプログラミング初学者にとって職業訓練でプログラミングを 学ぶことは時間の無駄にはならない どころか得られるものはたくさんある

ここまで色々と書いてきましたが、私個人の結論としては職業訓練でプログラミングを学ぶことは無駄にはならないと思っています。

私はブラインドタッチができない状態で職業訓練校でのプログラミング講座の受講を開始しましたが、このブログを書いている今ではブラインドタッチができるようになりました。

それだけでもタイピングの速度が以前よりも上がったので役立っていますし、文字を打っていてとても快適です。

プログラミングを学びたいと考えている人であるならば無駄か、無駄じゃないかを考えている時間がもったいないような気がしています。

実際のところ授業料無料でプログラミングが学べる職業訓練は倍率がとても高いです。

独学をしつつ開講を待ち、選考会にチャレンジしてみても落ちてしまうこともあると思います。

やってみたいのであればまずは応募してみて、運良く受講することが出来たならその数ヶ月間はしっかりと学ぶというスタイルで良いのではないかなと思います。

独学にはない学びが得られる良い機会になりますし、もし足りない部分があると感じるなら訓練後にさらに自分でスキルを身に着けていけ良いのではないかと思います。